「痛みが少ないレーザー」を導入しました!

痛みが少ないレーザー 当院には「最先端の機器を用いて、患者様の苦しみを軽減する」というこだわりがあります。そのため、2014年に最新式レーザー「パスカル(TOPCON)」を導入しました。

パスカルを導入した事による患者様のメリットは大きく3つです。

1. レーザー治療による痛みが軽減します

痛みが少ないレーザー 患者様の個人差があるのですが、レーザー治療には「痛い」という欠点があります。

これにより、治療を開始した患者様が、「レーザーは痛いから嫌だ」と、治療を中断してしまう事があるのです。そうなる事で、次に来院された時には更に悪化している・・・という悪循環に陥ってしまう事があります。

その点、パスカルは、これまでのレーザーと比べるとレーザー一発あたりの照射時間がこれまでの10分の1になり、レーザー治療の総エネルギー量を5分の1に抑えた事で、患者様の痛みを大きく軽減する事に成功したのです。

2. 治療回数が少なくて済みます

痛みが少ないレーザー パスカルは「パターンレーザー」と言って、1度にたくさんのレーザーを打つ事が出来るようになりますので、治療時間の短縮化が実現します。

また、例えば「糖尿病網膜症」の治療の場合、合併症を避けるために、治療を4回位に分けてしなければならなかったのが、パスカルは眼にかかる負担も軽くなるので、治療回数が2回になるなど、回数を少なく出来ます。

3. 目に優しいレーザーです

痛みが少ないレーザー 「1」でもお伝えしたように、パスカルはレーザー照射時間が短く、熱の発生が少ない事が、痛くない理由です。

それはつまり熱が眼球の外側にまで伝わりにくいという事であり、通常のレーザーで起こる事が懸念された黄斑部に浮腫が出来てしまう合併症が起こりにくいという「目に優しいレーザー」と言えるのです。

パスカルの導入により、糖尿病網膜症、網膜裂孔、網膜剥離、加齢性黄斑変性などで治療中の患者様の痛み、苦しみを軽減する事が出来ました。

これからも当院は「どうしたら、更に患者様にご満足頂けるか?」を考え、実践を繰り返す眼科クリニックを目指していきます!